傷付きにくいダイニングテーブルの素材とは?素材の特徴や選び方・傷防止の方法を解説

傷付きにくいダイニングテーブルの素材とは?素材の特徴や選び方・傷防止の方法を解説

ダイニングテーブルの購入をお考えの方で、以下のようなお悩みはありませんか?

「ダイニングテーブルに傷がつきやすくて困る」
「丈夫でお手入れが簡単な素材は?」
「長くきれいに使えるテーブルを選びたい」

特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、日常的な傷や汚れは避けられない悩みかもしれません。

本記事では、傷付きにくいダイニングテーブル素材の特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説します。できるだけきれいな状態で、テーブルを長く愛用したい方はぜひ最後までご覧ください。

なお、TEKO DESIGNでは、金属ならではのデザインで、モダンニュートラルなインテリア空間を作れるテーブルを製作しています。

デザイン性だけではなく、実用性や耐久性も兼ね備えているため、長く愛用したい方にもおすすめです。

現代のニーズに合わせたオーダーテーブルをご希望の方は、以下よりご相談ください。

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【注意】絶対に傷がつかない素材は存在しない 

【注意】絶対に傷がつかない素材は存在しない 

メラミンやセラミック、人工大理石などの素材は、他の素材に比べて耐久性に優れていますが、長期間使用すると細かな傷や摩耗は避けられません。鋭利な物を落としたり、重い物を引きずると、傷がつく可能性はあります。

大切なのは、どの素材であっても、使用時の注意や保護シートの使用など工夫が必要です。

なお、本記事では傷がつきにくい素材を紹介しますが、絶対に傷つかない素材の紹介ではないため注意してください。

ダイニングテーブルで傷が付きにくい素材は主に3つ

ダイニングテーブルで傷が付きにくい素材は主に3つ

ダイニングテーブルで傷が付きにくい素材は以下の3つです。

  • メラミン
  • セラミック
  • 人工大理石

上記の素材は、それぞれ異なる長所と短所があるため、素材ごとの特徴をしっかり把握し、好みに合ったものを選ぶようにしましょう。

なお、より多くの素材に関して比較検討したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

テーブル天板に使われる6つの素材の特徴とは?選び方の3つのポイントも解説 - TEKO DESIGN

メラミン

メラミンとは、メラミン樹脂を紙に含ませて高温高圧で成形したテーブル天板のことです。表面硬度が高く、耐久性や耐水性、耐摩耗性に優れています。

また、木目調や石目調、単色など色や柄のデザインが豊富なので、お部屋のインテリアに合わせて好みのデザインを選びやすいのもメラミン素材の強みです。

なお、メラミン化粧板の特性に関して深く知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

メラミン化粧板を使用したテーブルの3つのデメリットとは?対策と4つのメリットをご紹介

メラミンのメリット

メラミン素材のダイニングテーブルは、表面硬度が高いため、食器を引きずったり、物が擦れたりしても傷がつきにくい構造です。表面が滑らかで、水分や汚れを弾きやすい性質があり、醤油のこぼれや食べこぼしなども簡単に拭き取れるため、シミになりにくいのもメリットです。

また、色柄の選択肢が多いため、インテリアのテイストに合わせて自由に選べるでしょう。

コストパフォーマンスも優れており、アルコール消毒も可能で、衛生的に保ちやすいのも強みです。

メラミンのデメリット

メラミンの表面は硬いですが、強い摩擦や衝撃を加えると傷がつく可能性があります。一度深い傷や欠け、変色などが起こると補修が困難です。

また、プリント化粧板であるため、本物の木材に比べて「質感や温かみに劣る」と感じる場合があります。触り心地や見た目のリアルさを重視する方には、物足りないかもしれません。

さらに、筆圧で跡が残ることもあるため、筆記時などは下敷きが必要な場合もあります。

セラミック

セラミック

セラミックは、土や石などの天然素材を高温で焼き固めて作られる素材で、陶磁器のお皿やタイルなどで使用されます。

セラミックはダイニングテーブルの天板に使われ、硬度が高く、傷や摩耗に対して強さも魅力です。

また、耐熱性や耐水性、耐薬品性に優れており、マットな質感や独特の光沢が高級感を演出します。

セラミックのメリット

セラミックは、高温で焼成されているため、熱い鍋やフライパンを直接置いても変形や変色しにくく、鍋敷きなしで使える手軽さが魅力です。表面硬度が高く傷がつきにくいため、美しい状態を長く保てます。

また、防汚性に優れ、酸やアルカリにも強いため、洗剤やアルコール消毒液を使用しても変質せず、衛生的に保ちやすいのもメリットです。

さらに、独特の素材感と重厚感があり、インテリアとしても活用できます。

セラミックのデメリット

高機能なセラミックですが、製造に手間がかかるため、他の素材と比較して価格が高くなる傾向があります。

また、ガラスや陶器の食器を置く際に音が響きやすいため、気になる場合はランチョンマットなどを敷くと和らぎます。

さらに、強い衝撃が加わると割れたり欠けたりする可能性があり、角の部分の取り扱いには注意が必要です。

なお、セラミックは熱を伝えにくく、寒い時期には触れると冷たさを感じるかもしれません。

人工大理石

人工大理石

人工大理石は、アクリル樹脂などの合成樹脂で作られた模造大理石です。天然石ではなく、本物の大理石と違い、軽量で加工性に優れています。

キッチンカウンターや洗面台によく使われており、デザイン性が高く、メンテナンスも比較的容易です。

人工大理石のメリット

人工大理石のダイニングテーブルは、主成分が樹脂であるため吸水性がほとんどありません。そのため、水分や汚れが染み込みにくく、飲み物などをこぼしてもすぐに拭き取ればシミになりにくいのが強みです。

また、表面が滑らかで汚れが付着しにくく、水拭きや乾拭きで汚れを十分に拭き取れます。

さらに、加工性に優れており、さまざまな形状やデザインに対応できるうえ、中性洗剤やアルコールなどを使用しても変質しにくく、衛生的に使用できるのもメリットです。

人工大理石のデメリット

人工大理石は、天然大理石が持つ独特の模様の深みや高級感には劣り、見た目は似ていても質感は異なります。

メラミンやセラミックと比較すると表面硬度は低く、硬い物や鋭利な物でこすると傷がつく可能性があります。

また、素材の特性上、光沢のあるタイプなどは、やや樹脂っぽく感じられる場合があるのもデメリットです。

長く使えるダイニングテーブルの素材を選ぶ際の3つのポイント

長く使えるダイニングテーブルの素材を選ぶ際の3つのポイント

長く快適に使えるダイニングテーブルを選ぶために、特に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

  • 耐久性の高さで選ぶ
  • 汚れにくさで選ぶ
  • メンテナンスのしやすさで選ぶ

上記のポイントを基準に比較検討すると、ライフスタイルや使い方に合ったテーブル選びにつながるので意識してみてください。

なお、ダイニングテーブル選びの全体像に関しては、以下の記事も参考にしてください。

おすすめのダイニングテーブル10選!選び方のポイントもご紹介【2025年最新版】-TEKO DESIGN

耐久性の高さで選ぶ

長く愛用するためには、耐久性の高さが欠かせません。

セラミックやメラミンは高い硬度を持ち、普段使いの傷には十分な耐久性があります。人工大理石はこの2つに比べると傷はつきやすいですが、軽微な傷なら研磨で修復できる製品もあります。

また、熱い鍋などを直接置く可能性があるなら、耐熱性に優れたセラミックを選びましょう。メラミンもある程度の耐熱性はありますが、極端に高温のものを長時間置くと変色リスクがあるため、鍋敷きを使用するなど工夫が必要です。人工大理石は熱に弱いため、鍋敷きが欠かせません。

汚れにくさで選ぶ

ダイニングテーブルは食べこぼしや飲みこぼしがつきやすいため、汚れが落ちやすい素材を選ぶのがおすすめです。

セラミックは吸水率がほぼゼロで、水分や油汚れがほとんど染み込みません。醤油やワインなどの色の濃い液体も、すぐに拭けばシミになりにくいのが利点です。

人工大理石も吸水性が低く、汚れが染み込みにくい素材なので、拭き取りが簡単です。

メラミンも汚れがつきにくい素材ですが、表面に深い凹凸(エンボス加工)があるデザインの場合、溝に汚れが溜まりやすいためフラットな表面のものがおすすめです。

メンテナンスのしやすさで選ぶ

美しい状態を長く保つためには、日々のメンテナンスのしやすさも重要な選択基準です。

メラミンは、日常の手入れが簡単で汚れが落ちやすく、水拭きや乾拭きで十分です。しつこい汚れも、中性洗剤を使えばほとんど落とせます。

セラミックも、汚れが染み込みにくいため、普段のお手入れは水拭きでよいでしょう。耐薬品性も高いため、アルコール除菌スプレーなども安心して使用できます。また、経年劣化も少ないため、長期間きれいな状態を保ちやすい素材です。

人工大理石も表面が滑らかで汚れを落としやすく、メンテナンス性にも優れています。

ダイニングテーブルの天板の傷を防止する3つの方法

ダイニングテーブルの天板の傷を防止する3つの方法

ここでは、ダイニングテーブルの天板の傷を防止する主な方法を3つご紹介します。

  • 使用前にテーブルマットを敷いておく
  • 使用前にガラス板を置いておく
  • テーブルクロスを用意する

上記のアイテムを活用すると、日常的な傷のリスクを減らせるので、ぜひ参考にしてみてください。

使用前にテーブルマットを敷いておく

テーブルマットは、ビニール製やアクリル製の透明なマットで、テーブル本来のデザインを損なわず、表面を傷や汚れから保護できます。

透明タイプ以外にも、色付きや柄付き、レザー調などさまざまな種類があり、部屋の雰囲気に合わせたり、既存の傷を隠す目的でも使えます。

多くのマットはハサミやカッターで簡単にカットできるため、円形や特殊な形状のテーブルにも合わせやすく、オーダーメイドでぴったりサイズに作ることも可能です。

ただし、熱いものを直接置くと変形する可能性があるため注意してください。

使用前にガラス板を置いておく

ガラス板をテーブル天板の上に設置すると、テーブルのデザイン性を活かしつつ、天板を傷などから保護できます。

ガラス板は適度な重みがあるため、テーブルマットのようにズレにくく、ガラス特有の光沢があるため高級感も演出できます。そのため、テーブルの素材感や高級感を重視したい方におすすめです。

ただし、サイズ調整が難しく、オーダーメイドは高価になりやすく、ガラス自体に指紋や傷が付きやすいため注意してください。

テーブルクロスを用意する

テーブルクロスは、食卓の雰囲気を手軽に変えながら、天板全体を傷や汚れから保護するアイテムです。色柄や素材のバリエーションが豊富で、季節やイベントに合わせてテーブルコーディネートを楽しめます。

ただし、テーブル本来のデザインや素材感が完全に隠れてしまうのがデメリットです。また、布製の場合は液体をこぼすと下に染みてしまう可能性があるため、撥水加工されたものを選ぶか、下にビニールクロスなどを併用するとよいでしょう。

傷の付きにくさとデザイン性を重視!おすすめのダイニングテーブル2選

傷の付きにくさとデザイン性を重視!おすすめのダイニングテーブル2選

ここでは、TEKO DESIGNでおすすめのダイニングテーブルを2つご紹介します。

  • TEKO DESIGN 「cento」
  • TEKO DESIGN 「marto」

どちらも耐久性に優れたメラミン素材を使用し、自宅のスペースやスタイルに合わせてカスタマイズできるため、ぜひ参考にしてみてください。

TEKO DESIGN 「cento」 | メラミン×安全設計で長く使える1台

TEKO DESIGN 「cento」 | メラミン×安全設計で長く使える1台

「cento」は、メラミン化粧板を天板に使用しており、傷や熱、汚れに強く、お手入れも簡単です。豊富なカラーバリエーションから、キッチンの色味やインテリアに合わせて選べるのも魅力です。

また、オプションで天板の角を丸く加工できるため、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使えるでしょう。

さらに、長手・短手両方向から座れる設計で、小スペースでも大人数に対応可能です。

TEKO DESIGN 「cento」

TEKO DESIGN 「marto」 | メラミン×モダンで軽やかなデザイン

TEKO DESIGN 「marto」 | メラミン×モダンで軽やかなデザイン

「marto」は、天板にメラミン化粧板を採用しており、汚れや熱、傷に強くメンテナンスも簡単です。

martoでは、木口のデザインをバーチ合板、またはメラミン貼りから選択でき、用途やデザインの好みに合わせて選べます。

また、直径110cmから120cmの間でサイズオーダーが可能なので、設置スペースに合わせて調整できます。モダンでありながら軽快さも感じさせる、おしゃれな一台です。

TEKO DESIGN 「marto」

メラミン素材のダイニングテーブルなら「TEKO DESIGN」がおすすめ!

メラミン素材のダイニングテーブルなら「TEKO DESIGN」がおすすめ!

本記事では、ダイニングテーブルの傷がつきにくい素材(メラミン・セラミック・人工大理石)の特徴や、選ぶ際の3つのポイント、日常でできる傷防止策に関して解説しました。

なるべく傷がつきにくいダイニングテーブルを選びたい方や、素材ごとの違いを理解して後悔のない買い物がしたい方は、本記事でご紹介した素材をぜひ参考にしてみてください。

また、TEKO DESIGNでは、金属ならではのデザインで、モダンニュートラルなインテリア空間を作れるテーブルを製作しています。

デザイン性だけではなく、実用性や耐久性も兼ね備えているため、長く愛用したい方にもおすすめです。

現代のニーズに合わせたオーダーテーブルをご希望の方は、以下よりご相談ください。

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