ダイニングテーブルの選び方とは?サイズの選び方から脚のデザインの選び方まで徹底解説

ダイニングテーブルの選び方|サイズや形状・素材・脚のデザインまで解説【失敗しない!】

ダイニングテーブルの購入をお考えの方で、以下のようなお悩みはありませんか?

「ダイニングテーブルは何を基準に選べばいいの?」
「部屋の広さに合ったテーブルはどうやって見つけるの?」

ダイニングテーブルは、毎日の食事や家族団らん、友人との集まりなどに使われる、暮らしの中心的存在です。

しかし、サイズや形、素材、デザインなど、考慮すべき点が多く、何から手をつければよいか迷ってしまう方も多いかと思います。

本記事では、サイズの選び方から形状、素材などの選び方を詳しく解説します。ダイニングテーブルの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

なお、TEKO DESIGNでは、金属ならではのデザインで、モダンニュートラルなインテリア空間を作れるテーブルを製作しています。

デザイン性だけではなく、実用性や耐久性も兼ね備えているため、長く愛用したい方にもおすすめです。

現代のニーズに合わせたオーダーテーブルをご希望の方は、以下よりご相談ください。

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ダイニングテーブルの選び方とは?

ダイニングテーブルの選び方とは?

ダイニングテーブルは、毎日の食事や家族団らん、時には仕事や勉強の場でも使われるため、選び方によって暮らしの質が大きく変わります。

そのため、ダイニングテーブルを選ぶ際には、デザインの好みだけでなく、実際に使用する人数やお部屋の広さ、日々の使い方、組み合わせたい家具との相性を総合的に検討しましょう。


適切なサイズや形状を選べば、使いやすさやお部屋全体の生活動線なども大きく向上します。

また、素材や塗装は、お手入れのしやすさ、見た目の風合い、長く使っていく中での経年変化に影響を与えます。

さらに、組み合わせるチェアとの相性も、ダイニング空間全体の居心地を左右する大切な要素なので、考慮して選ぶようにしましょう。

ダイニングテーブルを選ぶ前に知っておきたいポイント

ダイニングテーブルを選ぶ前に知っておきたいポイント

ダイニングテーブルを選ぶ際は、デザインや価格だけでなく、自身の暮らしに目を向ける必要があります。

  • ダイニングテーブルは家の「中心」になる家具

  • 部屋の広さとレイアウトを考慮することが重要

テーブルが暮らしの中でどのような役割を担うのか、そして置く予定の空間にどれくらいの余裕があるのかを把握しましょう。

ダイニングテーブルは家の「中心」になる家具

ダイニングテーブルは、ただ食事をとるだけの場所ではありません。家族が集まって会話を楽しんだり、子どもが宿題をしたり、友人を招いてもてなしたりする、コミュニケーションの「中心」となる大切な家具です。

最近では在宅ワークの普及により、仕事や作業のスペースとして使う人も増えています。このように、ダイニングテーブルは食事、仕事、勉強など、多様な活動の基盤となります。

だからこそ、デザインの好みだけで選ぶのではなく、「誰が」「どのように」使うのかを具体的にイメージする作業が重要です。ご自身のライフスタイルに合わないテーブルを選ぶと、使いにくさを感じたり、空間になじまなかったりする原因になります。

部屋の広さとレイアウトを考慮することが重要

理想のダイニングテーブルを見つけても、部屋の広さやレイアウトに合わなければ快適には使えません。まず、テーブルを置きたい場所の寸法を正確に測りましょう。

重要なのは、テーブルのサイズだけではなく、「生活動線」を確保するスペースです。具体的には、椅子に座ったり、椅子を引いて立ち上がったりするために、テーブルの端から壁や他の家具まで最低でも60cmは必要です。さらに、テーブルの周りを人がスムーズに通るためには、90cmほどの余裕があると安心でしょう。

また、キッチンからの配膳や、リビングへの移動がしやすい配置も考える必要があります。圧迫感を出さないためにも、部屋全体のバランスを見ながら、適切なサイズと形状を選びましょう。

ダイニングテーブルのサイズの選び方

ダイニングテーブルのサイズの選び方

ここでは、ダイニングテーブルのサイズを選ぶ際に考慮すべき3つのポイントを解説します。

  • 利用する人数に合わせてサイズを選ぶ

  • 部屋の広さと動線も考慮する

  • 奥行きと高さにも注意する

上記のポイントを押さえて、ライフスタイルにぴったりのテーブルサイズを見つけていきましょう。

利用する人数に合わせてサイズを選ぶ

ダイニングテーブルのサイズは、主に利用する人数を基準に選ぶのが基本です。

一般的に、1人が食事をするために最低限必要とされるスペースは「幅60cm×奥行40cm」です。

この基本サイズを目安に、実際の使用する人数や過ごし方を考慮して適切なサイズを選ぶ必要があるでしょう。

具体的な目安は以下の通りです。

  • 1人がけ:幅70cm~100cm前後

  • 2人がけ:幅120cm~140cm前後

  • 4人がけ:幅140cm~160cm前後

上記の数値を参考に、ご家庭の状況に合わせて最適な幅を選びましょう。

部屋の広さと動線も考慮する

ダイニングテーブルのサイズを選ぶ際は、利用する人数を基準としつつ、テーブルを置く部屋の広さと、テーブル周りの生活動線に必要なスペースを合わせて考えるのが重要です。

テーブルの周りに十分なスペースがないと、椅子の出し引きがしにくくなったり、人の通り道が狭くなったりして、日々の暮らしやすさが大きく損なわれるでしょう。

そのため、快適な動線を確保するためには、いくつかの目安があります。

例えば、椅子を引いて座るためには、テーブルの端から後ろの壁や家具との間に、少なくとも約60cm以上のスペースを確保するのがおすすめです。

また、椅子に座っている人の後ろを他の人が一人通るためには、テーブルの後ろに約100cm以上の通路幅が必要です。

奥行きと高さにも注意する

ダイニングテーブルのサイズを考える際、幅や利用人数に目が行きがちですが、快適に使うためには「奥行き」と「高さ」にも考慮する必要があります。

奥行きは、食事や作業に必要なスペースを確保しつつ、部屋の間取りや広さに対して、テーブル周りの生活動線を妨げないような奥行きを選ぶのがおすすめです。

高さは、主に一緒に使う椅子の座面の高さとのバランスで決まります。一般的に、テーブルの天板と椅子の座面の間に約25cm~30cmの差(差尺)があるとよいでしょう。

ダイニングテーブルの形状の選び方

ダイニングテーブルの形状の選び方

ここでは、ダイニングテーブルの形状の選び方を解説します。

  • 長方形|部屋が広い場合

  • 正方形・丸形|コンパクトな部屋の場合

  • 楕円形|家族のコミュニケーションを重視する場合

  • 伸長式|多用途に対応したい場合

それぞれの形状が持つメリット・デメリットを把握して、最適な一台を見つけてください。

なお、ダイニングテーブルのサイズの選び方に関して詳しい情報を知りたい方は、以下の記事もおすすめです。

ダイニングテーブルのサイズ選び完全ガイド!人数・部屋別おすすめサイズと失敗しない選び方3つのポイント – TEKO DESIGN

長方形|部屋が広い場合

ダイニングテーブルの形状はさまざまありますが、長方形は一般的によく思い浮かべられる形であり、特に大人数での使用に適しています。

長方形のテーブルは、奥行きを確保しやすく、一般的に4人から6人がけのものが多い傾向です。また、壁につけて配置しやすいメリットもあり、レイアウトの自由度が高いのも特徴です。

幅が長くなるほど圧迫感を与える可能性もありますが、広い部屋であれば圧迫感は気にしにくくなるでしょう。

正方形・丸形|コンパクトな部屋の場合

コンパクトな部屋の場合は正方形・丸形を選ぶ

コンパクトな部屋には、正方形や円形のダイニングテーブルを選ぶのがおすすめです。

正方形のテーブルはコンパクトな印象を与え、主に1人から2人での使用に適しており、壁際やコーナーにも収まりやすいのが特徴です。

一方、円形のテーブルは角がないため、視覚的に部屋を広く見せる効果があり、圧迫感を軽減します。円形は壁付けには向いていませんが、部屋の中心に置いても圧迫感が少なく、空間をカジュアルに演出できるでしょう。

楕円形|家族のコミュニケーションを重視する場合

家族のコミュニケーションを重視するなら楕円形を選ぶ

家族のコミュニケーションを重視するなら、楕円形のダイニングテーブルがおすすめです。楕円形は角がないため、座っている人同士の距離が近くなりやすく、家族団らんにぴったりです。

また、長方形ほどではないものの、ある程度の長さを確保できるため、複数人で使用するのにも適しています。

視覚的にも柔らかい印象を与え、お部屋の雰囲気を和やかにしてくれるでしょう。

伸長式|多用途に対応したい場合

ダイニングテーブルをさまざまな用途で活用したい場合は、「伸長式」のテーブルが便利です。

伸長式のテーブルは、普段はコンパクトなサイズで使い、来客時や作業をする際に天板を広げて幅を大きく拡張できます。天板の拡張方法は、中央部分に板をはめ込むタイプや、天板の左右を引き出すタイプなどさまざまです。

このため、お部屋が狭い場合でも、普段はゆとりあるスペースを確保しつつ、大人数での食事や広い作業スペースが必要な場面にも柔軟に対応できるでしょう。

ダイニングテーブルの素材の選び方

ダイニングテーブルの素材の選び方

ここでは、ダイニングテーブルの素材の選び方を解説します。

 

  • 木材|温かみや経年劣化を楽しみたい方
  • メラミン樹脂・ガラス|手入れや機能性を重視する方
  • 金属|モダンでスタイリッシュな空間を好む方
  • セラミック|高級感と耐久性を求める方

それぞれの素材が持つ特性を比較検討して、最適なダイニングテーブルを見つけてください。

木材|温かみや経年劣化を楽しみたい方

温かみや自然の風合い、経年劣化を楽しみたい場合は、無垢材のダイニングテーブルを選ぶのがおすすめです。

無垢材は、木材を加工せず丸太からそのまま切り出した素材であり、世界に一つしかない木目や節などの自然のままの風合いや、滑らかで温もりある手触りが特長です。

また、本物の木ならではの素材感は、使い続けると味わいが増すため、経年変化を愛でながら長く使いたい方は、無垢材のテーブルが最適です。

メラミン樹脂・ガラス|手入れや機能性を重視する方

お手入れのしやすさやキズ・汚れ・熱への強さなどの機能性を重視する方には、メラミン樹脂材やガラスの天板を持つダイニングテーブルを選ぶのがおすすめです。

メラミン樹脂化粧板の天板は表面が硬く、傷や汚れ、水、さらに熱にも強いため、日常的に使ってもお手入れが簡単です。

ガラス天板も同様に、汚れが染み込みにくく、経年劣化しにくい素材なので、長期間にわたって美しい状態を保ちやすいでしょう。

なお、ダイニングテーブルの素材に関して詳しい情報を知りたい方は、以下の記事もおすすめです。

テーブル天板に使われる6つの素材の特徴とは?選び方の3つのポイントも解説

メラミン化粧板のテーブルに興味がある方は、TEKO DESIGNの製品もぜひご覧ください。

おすすめのメラミン化粧板のテーブルはこちらから

金属|モダンでスタイリッシュな空間を好む方

モダンでクールな印象や、インダストリアルな(工業製品のような)テイストを好む方には、スチールやステンレスといった金属製の素材がおすすめです。

これらの金属素材は、耐久性が非常に高く、湿気やサビにも強いため、長く使い続けられます。無機質で洗練された雰囲気は、空間全体を引き締めるアクセントになります。

ただし、ガラスと同様に表面が冷たく感じられるため、温かみのある木材を使った椅子や、布製のランチョンマットなどを組み合わせて、全体のバランスを取るのが良いでしょう。最近では、天板は木材で、脚だけを金属にするなど、異なる素材を組み合わせたデザインも人気を集めています。

セラミック|高級感と耐久性を求める方

セラミックは、近年非常に人気が高まっている素材です。天然の鉱物を約1200度以上の高温で焼き固めて作られており、他の素材にはない高級感と優れた機能性をもちます。

表面の硬度が非常に高いため、金属製のカトラリー(ナイフやフォークなど)を引きずっても傷がつきにくいのが大きな特徴です。また、耐熱性にも優れており、熱い鍋やフライパンを直接置いても変色や変形が起こりにくいです。

水分や油汚れも染み込まないため、お手入れは拭き取るだけで済みます。焼き物ならではの重厚感と光沢が、上質な空間を演出します。ただし、非常に重量があるため、一度設置すると移動が難しい点には注意が必要です。

ダイニングテーブルの色の選び方

ダイニングテーブルの色の選び方

ここでは、ダイニングテーブルの色の選び方を解説します。

  • 床の色と同系色で揃える

  • インテリアのスタイルと合わせる

上記のポイントを参考に、お部屋に調和するテーブルの色を見つけてみてください。

床の色と同系色で揃える

ダイニングテーブルの色を床の色と同系色で揃えると、部屋全体にまとまりや統一感をもたらす効果が期待できます。

ダイニングテーブルは家具の中でもサイズが大きく、部屋全体のインテリアに大きな影響を与えます。また、床は人が直接触れる部分でもあるため、色や質感の雰囲気を意識しやすい場所です。

そのため、サイズが大きいダイニングテーブルと広い面積を占める床の色を同系色にすると、視覚的な調和が生まれ、空間にまとまりや落ち着きが生まれるでしょう。

インテリアのスタイルと合わせる

ダイニングテーブルの色を、あらかじめ決めた好みのインテリアテイストに合わせて選ぶと、部屋全体の雰囲気を調和させ、理想の空間の演出につながります。

インテリアテイストを決めてからダイニングテーブルの色を絞り込むと、床の色など他の要素とのバランスも取りやすくなります。

また、空間全体に統一感が生まれ、目指すインテリアスタイルに沿った部屋づくりが実現できるでしょう。

 例えば、ナチュラルテイストや北欧テイストに多いナチュラル系の床材には、同じナチュラル系のダイニングテーブルを合わせるのがまとまりが出るためおすすめです。

ダイニングテーブルの脚のデザインの選び方

ダイニングテーブルの脚のデザインの選び方

ここでは、ダイニングテーブルの脚のデザインの選び方を解説します。

  • 家族が多い場合や小さなお子様がいる場合は4本脚を選ぶ

  • 使い勝手を重視するなら2本脚を選ぶ

  • 席のレイアウトを重視するなら1本脚を選ぶ

上記の情報を参考に、ご自身のライフスタイルや好みに合った脚のデザインを見つけてください。

家族が多い場合や小さなお子様がいる場合は4本脚を選ぶ

家族が多い場合や小さなお子様がいる場合は4本脚を選ぶ

ご家族が多い場合や小さなお子様がいるご家庭では、4本脚のダイニングテーブルを選ぶのがおすすめです。

4本脚のテーブルは、天板の四隅に脚が付いているため、構造的に安定しており、ぐらつきにくいのが特徴です。お子様がテーブルにつかまったり、多少体重をかけたりしても倒れにくいため安心感があります。

また、脚と脚の間に間隔が確保されているため、テーブルの短辺方向にもチェアを追加して使用人数を増やしやすいメリットもあります。

使い勝手を重視するなら2本脚を選ぶ

ダイニングテーブルの脚のデザインを選ぶ際に、使い勝手を重視するなら2本脚も選択肢の一つです。

2本脚のテーブルは、チェアの出し入れで場所を取りにくいため、スペースの限られた空間でも配置しやすいのが特徴です。

また、天板の角に脚がないため、生活動線が狭くても身体がぶつかる恐れが少なく、小さな子どもや高齢者のいる家庭でも安心して使えるでしょう。

席のレイアウトを重視するなら1本脚を選ぶ

ダイニングテーブルの脚のデザインで、席のレイアウトの自由度や立ち座りのしやすさを重視するなら、1本脚を選ぶのがおすすめです。

1本脚のテーブルは、天板の角に脚がなく、どの方向からでもチェアを配置しやすいため、来客時など人数が増減した場合にも柔軟に対応できるでしょう。

また、脚元がすっきりとして見えるため、立ち座りが楽にでき、空間全体も開放的な印象を演出できます。

ダイニングテーブルに合う椅子の高さの選び方

ダイニングテーブルに合う椅子の高さの選び方

ダイニングテーブルに合う椅子の高さは、「差尺」を基準に選ぶのが重要です。

差尺とは、ダイニングチェアの座面からダイニングテーブルの天板までの高さの差を指します。差尺が適切でないと、膝がテーブルの天板に当たって窮屈に感じたり、肩が上がって食事がしにくい姿勢になったりなど、快適なダイニング体験が損なわれる可能性があります。

一般的に、人が快適に食事や作業をするために適正とされる差尺は、25cm~30cm以内※前半と違うです。

このため、上記の数値を基準にご自身の体格や好みに合わせ、最適な差尺になるようにテーブルと椅子の高さを選ぶようにしてみてください。

ダイニングテーブルのメンテナンス・お手入れ方法

ダイニングテーブルのメンテナンス・お手入れ方法

お気に入りのダイニングテーブルを長く美しく使うためには、素材や塗装に合ったメンテナンスが欠かせません。

  • 【塗装タイプ別】メンテナンスの特徴

  • 日常のお手入れと使い方

  • 【素材別】長持ちさせるポイント

ここでは、塗装や素材の違いに合わせたお手入れの方法を解説します。

【塗装タイプ別】メンテナンスの特徴

ダイニングテーブルの塗装(仕上げ)は、主に見た目の美しさだけでなく、木材を保護する役割を担っています。塗装方法によって、水や汚れへの耐性、お手入れの方法が異なります。

塗装タイプ

特徴

メンテナンス方法

オイル塗装

木の自然な質感や手触り、経年変化が楽しめる

・水分や油汚れは染み込みやすいため、すぐに拭き取る

・半年〜1年に1回程度、専用のオイルを塗り直す作業が必要

ウレタン塗装

・表面を硬い樹脂の膜でコーティング

・光沢があるのが特徴

・水や汚れに強く、メンテナンスが簡単

・日常の手入れは乾拭きや水拭きで十分

UV塗装/セラウッド塗装

・樹脂に紫外線を当てて硬化させる塗装

・非常に硬い膜

・熱や傷、薬品にも強く、高光沢な仕上がりが特徴

・基本的に乾拭きで問題なし

ワックス仕上げ

ミツロウなどの蝋(ろう)を木材に擦り込む

・自然な艶(つや)が出る

・定期的にワックスを塗り直すことで保護力を維持

ご自身のテーブルがどの塗装かを確認し、適切なケアを行ってください。

日常のお手入れと使い方

塗装の種類にかかわらず、ダイニングテーブルの日常的なお手入れは「乾拭き」が基本です。表面のホコリを柔らかい布で優しく拭き取ります。

食べこぼしや油汚れがついた場合は、放置してはいけません。放置するとシミや変色の原因になります。すぐに拭き取るのが鉄則です。水拭きをする場合は、中性洗剤をぬるま湯で薄め、布を固く絞ってから拭き、最後に必ず乾いた布で水分を拭き取ります。

また、熱い鍋やカップを直接置くと、輪ジミや塗装の傷みの原因になります。コースターやランチョンマット、鍋敷きを必ず使う習慣をつけましょう。

【素材別】長持ちさせるポイント

天板に使われる素材ごとの特性を知っておくことも、テーブルを長持ちさせる秘訣です。特に木製テーブルは、構造によって違いがあります。

素材(木製)

特徴

長持ちさせるポイント

無垢材

・天然木そのもの

・木の質感が高い反面、乾燥や湿度の影響を受けやすい

・直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を避ける

・定期的なオイル塗布など、塗装に合わせたケアが必須

集成材

・小さな木材を集めて圧着したもの

・反りや割れが比較的少ない

・無垢材に準じるが、無垢材よりは扱いやすい素材

・木目が均一なため、メンテナンスは比較的軽度

突板(つきいた)

基材(合板など)の表面に、薄くスライスした天然木を貼り付けたもの

・無垢材の質感を持ちながら、反りや割れに強い

・表面は天然木のため、強い衝撃で剥がれる可能性がある

メラミン/プリント化粧板

樹脂や紙に木目などを印刷し、基材に貼り付けたもの

・傷、汚れ、熱に非常に強い

・水拭きや洗剤拭きも可能だが、木の質感は少なめ

どの素材も、直射日光やエアコンの風を避けることは共通しています。急激な温度や湿度の変化は、反りや割れの原因になるため設置場所にも気を配りましょう。

ダイニングテーブルに迷ったときはセミオーダーもおすすめ

ダイニングテーブルに迷ったときはセミオーダーもおすすめ

既製品のダイニングテーブルでは、部屋の広さにぴったり合うサイズが見つからなかったり、天板は気に入っても脚のデザインが好みでなかったりする場合があります。そのような場合は、セミオーダーで製作する選択肢も検討しましょう。

セミオーダーでは、天板のサイズ(幅や奥行き)を1cm単位で指定できたり、天板の木材の種類、脚の形状、塗装の仕上げなどを自由に組み合わせることが可能です。

特に無垢材のテーブルは、セミオーダーに対応しているメーカーが多くあります。空間にぴったり合わせることで、生活動線をしっかり確保しつつ、理想のダイニングを実現できます。既製品にはないサイズに調整できるため、来客が多い場合でもゆとりをもった設計が可能です。

ご自身のこだわりを形にしたい方は、ぜひ一度検討してみてください。

好みのダイニングテーブルを実現するなら「TEKO DESIGN」がおすすめ!

好みのダイニングテーブルを実現するなら「TEKO DESIGN」がおすすめ!

ダイニングテーブルを選ぶ際には、ご家族の構成やライフスタイルを考慮して、適切なサイズを考えるのが大切です。普段食事をする人数だけでなく、来客時も想定して少し余裕のある大きさを選ぶと安心です。

また、テーブルの高さや脚の形状によって座り心地や使い勝手も変わるため、実際に座ってみて確認するようにしてみましょう。

なお、TEKO DESIGNでは、金属ならではのデザインで、モダンニュートラルなインテリア空間を作れるテーブルを製作しています。

デザイン性だけではなく、実用性や耐久性も兼ね備えているため、長く愛用したい方にもおすすめです。

現代のニーズに合わせたオーダーテーブルをご希望の方は、以下よりご相談ください。

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