ダイニングチェアの修理はどうする?6つの主なトラブルと修理の方法、費用相場を解説

ダイニングチェアの修理はどうする?6つの主なトラブルと修理の方法、費用相場を解説

「ダイニングチェアの修理が必要な箇所や直し方が知りたい」

「修理を依頼するとどれくらいの費用がかかるのか不安」

本記事を読んでいる人の中には、このような悩みを抱えている方もいるでしょう。

ダイニングチェアは毎日使用する家具のため、長く使ううちに座面のへたりや脚のぐらつきなどの不具合が起こる場合があります。

お気に入りの椅子であれば、買い替えるよりも修理して使い続けたいと考える方も少なくありません。しかし、どのような不具合が修理できるのか、自分で直すべきか業者に依頼すべきか迷うことも多いでしょう。

今回は、ダイニングチェアによくある不具合の例や、自分でできる修理方法、業者に依頼した場合の費用の目安を解説します。

本記事の内容を参考に、椅子の状態に合った適切な対応を判断してください。

ダイニングチェアの修理や買い替えを検討しているなら「TEKO DESIGN」がおすすめです。

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鶴見
Written by / 監修

鶴見

2017年中途入社。前職ではインフラ会社で電力・ガスの法人営業に従事。
TEKO DESIGN ブランドディレクター。スチール家具の製造・開発を経て、設計を担当した「KaKuKo」でグッドデザイン賞受賞。海外見本市視察や自身の注文住宅建築の知見を活かし、空間と調和する家具のあり方や業界情報を発信。

ダイニングチェアの修理が必要になる主な6つのトラブル

ダイニングチェアの修理が必要になる主な6つのトラブル

ダイニングチェアを長く愛用していると、見た目や座り心地にさまざまな変化が現れます。修理が必要になる代表的な症状は以下の6つです。

  • 座面クッションのへたり

  • 座面生地の破れ

  • 脚のぐらつき

  • 背もたれの外れ

  • 肘掛けの破損

  • 塗装の剥がれ

各トラブルを詳しく見ていきましょう。

座面クッションのへたり

座面のクッションが沈み込んで戻らなくなる状態は、多くの方が経験する不具合です。長年の使用によって内部にあるウレタンなどの素材が劣化し、押し返す力が失われるために起こります。

座面がへたると、座ったときに底付き感や違和感が生じやすくなり、腰や体への負担が増えてしまいます。しかし、内部のウレタン材を新しいものに交換したり、補充したりすることで、新品のような座り心地を取り戻せます。

座面生地の破れ

椅子を使っていると、摩擦や経年劣化によって座面の布地やレザーに裂け目やほつれが発生します。小さな破れであっても、そのまま使い続けると傷口が広がり、内部のクッション材まで傷みが進みかねません。

生地が傷むと見た目が損なわれるだけでなく、衛生面でもよくありません。表面の生地を張り替える修理を行うことで、外観の美しさと椅子としての機能を回復できます。

汚れや摩擦に強い素材も増えており、張り替えの際に丈夫な生地を選ぶことで、破れの発生を防ぐことも可能です。

脚のぐらつき

脚のぐらつき

ダイニングチェアの脚がぐらつく原因は、接合部のゆるみや接着剤の劣化によるものが一般的です。特に、脚と椅子の本体をつなぐ部分のネジが緩んだり、木材同士を固定するボンドが剥がれたりするケースが多く見られます。

ぐらつきがある状態で使い続けると、接合部に余計な負担がかかり、最終的に脚が折れてしまう危険性があります。不安定な椅子は転倒の事故を招くため、早急な対応が求められます。

ぐらつきに気づいたら、ネジの締め直しや専用の接着剤での再接着、補強作業を行うことで安定性を取り戻せます。安全に食事や作業を行うために、脚部の接合状態を整えることが大切です。

背もたれの外れ

背もたれの接合部が緩んだり、木の部分が外れそうになったりすることもよくあるトラブルです。体重をかけたときに背もたれが揺れたり、きしむ音がしたりする場合は注意しなければなりません。

背もたれは体を支える重要なパーツであるため、固定が不十分だと背中を預けた瞬間に壊れてしまうおそれがあります。部材を一度解体して再接着したり、補強を入れたりすることで、再び安心して体を預けられる状態へ戻せます。

壊れたまま使うと無理な力が他の部分にも伝わりかねないため、異音や揺れに気づいた段階で、早めの修理を検討しましょう。

肘掛けの破損

肘掛けがあるタイプの椅子では、立ち上がる際に過度な力が加わることで、ひび割れや折れが生じることがあります。肘掛け部分は構造的な負荷が集中しやすいため、破損は速やかに修理したほうが良いでしょう。

特に木製の肘掛けは、乾燥や衝撃によって割れが進みやすい場所です。ひび割れが小さいうちであれば、部材の交換や接着補修によって元の綺麗な状態へ修理できる可能性が高まります。

塗装の剥がれ

塗装の剥がれ

日常的な使用による摩擦や水拭きなどによって、椅子の表面の塗膜が剥げてしまう場合があります。塗装が剥がれたまま放置すると、中の木材がむき出しになり、水分を吸って木が腐ったり劣化が進みやすくなったりする可能性があります。

塗装が剥がれると、見た目の劣化が気になるだけでなく、木材の保護機能が失われるといった点も懸念点です。研磨して古い塗装を落とし、新しく塗り直す再塗装で、新品のような輝きを取り戻せる場合があります。

ダイニングチェアを修理する3つの方法

ダイニングチェアを修理する3つの方法

壊れてしまったダイニングチェアを直すには、主に3つの選択肢があります。

  • 専門業者に依頼する

  • メーカーに問い合わせる

  • DIYで修理する

各修理方法を把握し、状況にあった方法を選択しましょう。

専門業者に依頼する

家具修理の専門業者に依頼する方法は、仕上がりの美しさと耐久性を重視する場合に適しています。椅子の構造を熟知した職人が、不具合の原因を見極めて適切な修理や補修を行うためです。

また、張り替えや再接着、構造の補強など、幅広いトラブルに対応してもらえる点が強みといえます。自分では難しい高度な技術を必要とする修理も、プロの手にかかれば見違えるような状態になるでしょう。

DIYに比べて修理の費用は高くなりやすいですが、高品質かつ安全性の高い修理が期待できます。思い入れのある高価な椅子や、完全に元通りにしたい椅子がある場合は、専門業者への依頼がおすすめです。

メーカーに問い合わせる

購入した家具メーカーが修理対応を受け付けている場合、メーカーへの相談も有効な手段です。メーカー修理のメリットは、純正のパーツを使った修理が期待できる点です。

もし、保証期間内であれば、無償や安価で対応してもらえるケースもあるため、まずは保証書の内容を確認しましょう。メーカーであれば、その製品特有の構造や素材を正確に把握していることからも、安心感があります。

ただし、古いモデルだと部材が廃盤になっている場合があるため、まずはメーカーの窓口へ、現在の状態と修理が可能かどうかを問い合わせてみることから始めましょう。

DIYで修理する

ネジの緩みによる軽いぐらつきや、小さな傷であれば、自分で修理できる場合もあります。ホームセンターなどで売られている接着剤や補強キットを活用して、手軽に作業できるのがメリットです。

自分で直せば費用を大幅に抑えられるだけでなく、家具への愛着もより深まるでしょう。簡単な作業であれば、道具を揃えて挑戦してみるのも楽しいものです。

しかし、椅子の構造に関わる大きな破損を無理に自力で直そうとするのはおすすめできません。不完全な修理のまま座ると、椅子が壊れて怪我をするリスクがあるため、難しいと感じたら専門業者への相談を検討してください。

ダイニングチェア修理を専門業者に頼む際の費用相場

ダイニングチェア修理を専門業者に頼む際の費用相場

ダイニングチェアの修理費用は内容によって大きく変わるため、事前に相場を把握しておくことが重要です。座面の張り替えは生地の種類や仕上げ方法で差があるものの、5,000円〜3万円程度で依頼できるケースが多く見られます。

一般的な修理内容ごとの費用相場を以下の表にまとめました。

修理内容

費用の目安

座面の張り替え

5,000円~30,000円

クッション材の交換

3,000円~10,000円

脚のぐらつき直し

5,000円~15,000円

塗装の塗り直し

15,000円~40,000円

背もたれやアームの破損は部材交換が必要になる場合があり、作業工程が増えるほど費用も高くなる傾向にあります。高価格帯のダイニングチェアは本体価格が10万円を超える製品もあるため、状態によっては買い替えより修理を検討したほうが経済的でしょう。

ダイニングチェアを修理する3つのメリット

ダイニングチェアを修理する3つのメリット

ダイニングチェアを修理する3つのメリットは以下の通りです。

  • 買い替えより費用を抑えられる

  • 愛着ある家具を使い続けられる

  • 安心して長時間使用できるようになる

各メリットについて、詳しく解説していきましょう。

買い替えより費用を抑えられる

ダイニングチェアは状態によって、買い替えより修理を選んだ方が費用を抑えられる場合があります。フレームに大きな損傷がなく構造が保たれている椅子であれば、座面の張り替えや部材交換のみで再び使用できるためです。

特に無垢材を使用した高品質なチェアは本体価格が高いため、修理によって長く使い続ける方が経済的な選択になりやすいといえます。廃棄処分に伴う費用や新しい家具の搬入出費用も発生しないため、総合的な出費を抑えやすくなります。

愛着ある家具を使い続けられる

ダイニングチェアの修理には、愛着のある家具を手放さずに使い続けられる利点があります。長年使用してきた椅子は生活の中で自然と馴染み、使い心地や見た目にも思い入れが生まれやすいでしょう。

座面の張り替えや部材の補修を行えば、外観や機能を整えながら引き続き使用できます。室内の雰囲気や既存のインテリアとの統一感も保ちやすく、家族の思い出が詰まった家具を継続して活用できる点も大きな魅力といえます。

安心して長時間使用できるようになる

ダイニングチェアは修理によって安全性と座り心地が改善され、長時間でも安心して使用できるようになる場合があります。接合部の補修や構造補強を行うと安定感が高まり、耐久性の向上も期待できます。

さらに、へたった座面を張り替えることで座り心地の快適さ改善が可能な場合もあります。ダイニングチェアを修理することで、不安定さや座面のへたりを取り除き、食事や作業の時間を落ち着いて過ごしやすくなるでしょう。

ダイニングチェアを修理せず使う3つのデメリット

ダイニングチェアを修理せず使う3つのデメリット

ダイニングチェアの不具合を修理せず放置した場合のデメリットは以下の通りです。

  • 転倒の危険が高まる

  • 姿勢や座り心地に悪影響が出るおそれがある

  • 破損が拡大して修理できなくなる可能性がある

各デメリットの詳細を把握しておきましょう。

転倒の危険が高まる

ダイニングチェアの不具合を修理せず使用し続けると、転倒の危険が高まります。脚部のぐらつきが生じた状態では着座した際にバランスを崩しやすく、安定感が低下するためです。

接合部の緩みが進行すると、負荷がかかった瞬間に部材が外れたり破損したりする可能性もあります。小さな不具合でも安全性に影響しやすく、放置すると事故につながる恐れがあります。異音やぐらつきを感じた段階で点検や補修を行うことが大切です。

姿勢や座り心地に悪影響が出るおそれがある

ダイニングチェアの不具合を放置すると、姿勢や座り心地に悪影響が出るおそれがあります。座面クッションがへたると体圧が一点に集中しやすくなり、着座時の負担が増えやすいです。

へたりが進んだ椅子で長時間過ごすと疲労感が強まり、食事や作業の快適性も低下します。適切な体の支えが失われた状態が続くと日常生活でも身体への負担を感じる場合があるため、早めの補修や張り替えを検討しましょう。

破損が拡大して修理できなくなる可能性がある

ダイニングチェアの不具合を放置すると、破損が拡大して修理が難しくなる可能性があります。小さなひび割れや接合部の緩みでも使用を続けるうちに負荷が蓄積し、構造部分まで損傷が広がる場合があるためです。

木部が大きく割れると補修範囲が広がり、必要な作業工程や部材交換も増えて修理費用が高くなる傾向にあります。状態が大きく悪化すると補修対応が難しくなるケースもあるため、異常に気付いた段階で早めに修理を検討してください。

耐久性が高く汚れに強いダイニングチェアを選ぶことも大切

耐久性が高く汚れに強いダイニングチェアを選ぶことも大切

ダイニングチェアの修理頻度を抑えるには、耐久性が高く汚れに強い製品を選ぶことも大切です。使用環境に適した素材や構造を選択すると、日常利用による劣化や傷みの防止が可能です。

無垢材を用いたフレームや強度の高い接合構造を採用した椅子は、長期使用に向いた安定した耐久性を備えています。また、汚れに強い張地や手入れしやすい素材を選択すると管理負担も軽減できます。

高耐久かつ汚れにくいダイニングチェアを選ぶことで、修理が必要になる回数も抑えられるでしょう。

修理の手間がかかりにくいダイニングチェアは「TEKO DESIGN」がおすすめ

修理の手間がかかりにくいダイニングチェアは「TEKO DESIGN」がおすすめ

ダイニングチェアの修理を検討する際は、不具合の内容に合わせた適切な対応が求められます。

専門業者に修理を依頼すると、安全性を確保しながら美しく仕上げてもらえるため、お気に入りの椅子を長く使い続けやすくなります。また、耐久性やメンテナンス性を考慮して製品を選ぶことも、長期的に見るとコストを抑えるポイントです。

「TEKO DESIGN」のダイニングチェアは、長く使うことを前提に設計されており、丈夫な構造と飽きのこないデザインを兼ね備えています。

メンテナンスのしやすさにも配慮されているため、日常で使いやすい点も魅力です。耐久性と使い勝手を重視した椅子を探している方にとって、検討しやすい選択肢となるでしょう。

お気に入りのダイニングチェアを長く快適に使い続けるために、修理や製品選びのポイントを踏まえて、自分の暮らしに合う一脚を見つけてみてください。

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